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執筆者の写真Daiki Akasaka

バルセロナで保育園の選び方(その2)

バルセロナで保育園を探す方法のその2。前回の記事はこちら


今回は、前回紹介しなかった、


モンテッソーリスクール


です。


 ご存じの方も多いと思いますが、教育論の一つのモンテッソーリ教育を受けることができる保育園、幼稚園、小学校になります。

モンテッソーリ教育が何かというのは、wikipediaで調べてもらうか

Youtubeを見てもらえればいいと思います。


 保育園に着くと、まず驚いたのが、1~2歳くらいの子供が自由に遊んでいるという事だった。先生は近くにいるけど、子供は自由に遊んでいるなぁという感じ。


 今回の、見学ツアーはフィンランドから来ている家族(正確にはお母さん一人)と一緒に受けることになった。9割くらいは外国籍の子供で、ヨーロッパの各国の子供たちが勢ぞろいしている感じ。日本人の子も一人いるようだ。言語は、英語が70%で、スペイン語とカタルーニャ語が15% くらい。


 来年、新しい場所に引っ越すらしく、そこには農業ができるような畑もあるとの事


 これまでの保育園では、30分くらいで説明が終わったのだが、モンテッソーリは1時間以上かかった。ほとんどが、子供のどのように教育しているのか、モンテッソーリ教育の素晴らしさの話で、カリキュラムとか金額とかは全部メールで送るよという事だった。


 印象的だったのは、1~3歳児のクラスでも個人の机を用意して、自分の所有物をしっかり認識させると。また、ほとんどが意味のある行動だったり、より生活に近いことをさせると。ただ、楽しく遊ばせるという事はしないようだ。遊びにも一つずつ意味があって、最初はできなくても、だんだんできるようになってくるようだ。自分でスナックを作ったり、お茶を入れたりするとか。


自由は与えるけど、同時に責任も与えると。責任が果たせないと、その自由は制限されると。


とりあえず、自分の子供はまだ1歳なので楽しく保育園に通って遊んでくれるだけでも良いのだが、こういった教育方法も重要なんだなぁと思った。


今回のツアーで一緒だったフィンランドの方は、6歳の子供がいるようで、話が小学校とかも含めてになったので、非常に時間がかかった。おかげで、アパートの内覧の約束の時間に間に合わず、一軒見過ごすことになった。


 小学生になったらモンテッソーリ教育を受けさせても良いかなと思ったが、1歳~3歳くらいは、そんなに考えなくても良いかなと。これは、完全に個人の意見です。


 朝は8:30 ~ 9:00 の間に登園、帰りは、15:50 ~ 16:20

17:20 くらいまでは、遅くなっても良いようだが、あまりその辺は考慮に入ってない感じがした。仕事をしている親のために子供を預けられる保育園というよりは、子供の教育のために預ける幼稚園という感じ。前回、紹介したHappy Wayとはちょっと逆な感じかなぁと。


 あとは、スクールバスもあるみたいなので、必要なら使う事ができる。



数字は書けなくても、子供が数を数えるようなおもちゃ

音楽用のおもちゃ



実生活に即したことができるようなセット



食堂(もちろん毎日、園内のキッチンで料理する。配膳係が当番制になっていて、日本と同じスタイル)



1~3歳児が使う部屋、中にトイレもあるので、早い子は2~3歳でトイレができるようになるらしい。



外観、2020/9 月にオープンしたようで、もともとはイギリスの学校として使われていたよう



ここでスピーチの練習をするそうです。小さな演説会場

例えば、消防署について、事前に疑問を出して、実際に消防署に行って質問して、その内容をスピーチするそう。





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